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TEL. 0176-23-4371

〒034-8628 青森県十和田市東二十三番町35番地1号

【2016年度】FSCの大学院生を募集します


生物資源循環学研究室

さまざまな専攻・大学からの入学を歓迎します。

 私たちの研究室ではフィールドサイエンスセンター(十和田農場と八雲牧場)を擁し、教員3名(2名:十和田、 1名:八雲)で運営しています。3名の専門分野(草地土壌学・家畜飼養学・家畜解剖生理学)はそれぞれ異なっており、幅広いテーマに対応できる研究室です。
 また、研究拠点を十和田もしくは八雲のどちらかに置くこともできます。
 放牧地などのフィールドを活用した実験が可能で、研究対象家畜は肉用牛で、十和田では「北の里自然牛」、八雲では「北里八雲牛」と放牧と自給粗飼料を活用した肉牛生産を、実際に販売まで行っています。
 遺伝子発現などの分子生物学的な解析から、有機的管理草地の養分フロー解析、放牧時の家畜の行動解析、赤身牛肉の肉質解析まで、生産から販売まで幅広く研究できます。
 興味のある方は気軽にご相談ください。

募集要項

【第T期日程】 ※今年度の受付は終了しました。
 願書受付期間:平成28年7月27日〜8月24日
 試験日:平成28年9月7日・8日
 試験会場:十和田キャンパス
 合格発表日時及び発表場所:平成28年9月23日10時 十和田キャンパス
 
【第U期日程】 ※今年度の受付は終了しました。
 願書受付期間:平成28年11月24日〜12月7日
 出願書類:平成29年度入試より募集要項の冊子体での配付がなくなりましたので、
      下記のURLよりダウンロード及び印刷の上、紙でもって事務室へ提出してください。
      大学院生募集要項詳細
 試験日:平成29年1月11日・12日
 試験会場:十和田キャンパス
 合格発表日時及び発表場所:平成29年1月20日10時 十和田キャンパス


研究室の連絡先

 研究室についてのお問い合わせは、以下の連絡先までお寄せください。

教授       
 寳示戸 雅之
(ほうじと まさゆき)
TEL:0176-24-9339
Mail: legato@vmas.kitasato-u.ac.jp
専門分野:草地土壌学
研究概要:合理的な食料生産と環境保全の接点を解きほぐす視点の研究を進めています。FSC研究室(生物資源循環学研究室)の研究テーマとしては、例えば次のような領域が考えられます。このほかにも地球温暖化ガスを対象とした解析も実施できます。 

1)八雲牧場の養分フロー解析
 完全な有機的管理を行っている八雲牧場で、肉牛生産をするときに、窒素、リン、カリ、微量要素などの養分が、土壌、飼料、牛体、排泄物を介して多くが循環していますが、その実態を計測することが重要なテーマとなります。

2)八雲牧場の管理保全リスク解析
 有機的管理を実践する八雲牧場にも環境保全上のリスクはいくつも存在します。そのひとつひとつを実測し、対策を考えることも重要です。

3)十和田農場の養分フロー解析
 ここ数年で化学肥料の使用を中止した十和田農場の圃場・家畜管理に関与する窒素、リン、カリ、微量要素などの養分のフローは現在全くわかっていません。これをひとつひとつ解析していきます。

4)十和田・八雲における大気沈着量の解析
 乾性沈着、湿性沈着の実測を行い、上記養分フロー解析に利用します。

5)生薬栽培の基礎技術の確立
 2013年から開始されたCOI研究拠点に八雲牧場が参画しています。しかし、生薬栽培の技術の多くは公表されておらず、技術の体系化が求められています。

准教授      
 畔柳 正 
(くろやなぎ ただし)
 TEL:0176-24-9356
Mail:kitakuro@kitasato-u.ac.jp
 専門分野:家畜飼育学
研究概要:
1)未利用地(耕作放棄地、林地)を利用した飼料自給型牛肉生産技術の実践的研究
2)日本短角種の品種特性を生かした飼育技術の普及、啓発  

助教       
 小笠原 英毅
(おがさわら ひでき)
 TEL:0137-63-4362
Mail:oga365@kitasato-u.ac.jp
専門分野:解剖・組織学、
     家畜生理学 
研究概要:自給粗飼料生産・肥育における赤肉生産機構の解明を目的としています。北里八雲牛の販売業務も担当しているので流通・消費に関わることも研究テーマにしています。以下のテーマを設定していますが、幅広く対応できますので気軽にお尋ねください。

1)放牧など自給粗飼料のみで生産する肉用牛の栄養・生理と骨格筋形成機構の解明
 骨格筋は動物の状態によって様々な変動をしています。例えばマラソン選手には収縮速度が遅く、疲労耐性が強いT型筋線維の割合が高くなり、短距離走者には疲れやすいが、瞬発性が高いU型筋線維が高くなります。牛においては放牧飼養をすると骨格筋を構成する筋線維に小型の脂肪滴が蓄積します(ID型筋線維が増加)。この特徴的な筋線維の謎を研究しています。一方で骨格筋を形成する因子であるmyostatin、MyoD、myogenin、Myf5の発現動態と筋収縮・肥大のエネルギー源である骨格筋細胞へのグリコーゲンおよび脂質の栄養素取り込み機構や代謝様式も解析しています。

2)放牧など自給粗飼料のみに適する品種、日本短角種とサレール種の交雑種の特性解析
 日本短角種とサレール種との交雑種は、同じ飼養管理下で日本短角種より約1.5倍、増体が高いことが我々の研究で明らかになっています。なぜ、増体が高いのか、家畜飼養学的(採食量や行動量の解析など)、生理学的(血液分析など)、組織学的(各種染色など)、分子生物学的手法(遺伝子発現解析など)を用いて解析しています。

3)6カ月間自然哺乳した子牛の特性解析〜消化管構造と免疫獲得機構〜
 一般的にルーメンの発達は粗飼料を採食することによる物理的刺激と、配合および穀物飼料給与による化学的刺激によって増長されることが知られています。また、哺乳期間が長期化するとルーメンの発達が制御され、育成・肥育期の成長に負の影響を与えるとされ、早期離乳が推奨されます。我々の研究では6カ月の哺乳と粗飼料のみで飼養した牛の第一胃では、慣行飼養する肉牛と第一胃の発達に違いがない(むしろ良い)ことがわかっています。さらに、放牧地で6カ月間、自然哺乳で飼養する牛は下痢症などの疾患にもなりにくいことが、実学的にわかっていますが、生体内で何が起きているか、これらのなぜ?は研究が進んでいない状態です。

4)赤身牛肉の栄養成分と官能評価
 放牧など自給粗飼料のみで生産される肉用牛の牛肉の栄養成分はいいの?わるいの?おいしいの?ということを研究しています。今までの成果では霜降り牛肉と比較すると脂質含量は1/5でヘルシーであること、放牧時期の出荷と舎飼い時期の出荷を比較すると放牧出荷の方がさらにヘルシー、だけど硬い(よく動いているため)、官能試験をすると出荷時期が異なることが牛肉の「おいしさ」に与える影響が少ないこと、がわかっています。まだまだ分からないことが多いです。

バナースペース

北里大学獣医学部附属フィールドサイエンスセンター

▼十和田農場
〒034-8628
青森県十和田市東二十三番町35番地1号
TEL 0176-23-4371(代表)
FAX 0176-23-8703

▼八雲牧場
〒049-3121
北海道二海郡八雲町上八雲751番地
TEL 0137-63-4362(代表)
FAX 0137-62-3042